【 神符守札奉製入魂祭 】

平成30年12月21日、当高座神社に於きまして「神符守札奉製入魂祭」の神事が執り行われました。

福知山市大江町に、丹後和紙を製作されておられる田中様という和紙職人の方がいらっしゃいます。今回その方との良き御縁を頂きまして、この度、その丹後和紙を用いた「御札」を製作致しました。
丹後和紙は江戸時代よりその集落に於いてたくさんの方々によって作られていましたが、現在作られているのはその田中様一件のみとなり、昭和五十年には大江町無形文化財、現在では京都府の指定無形文化財に指定されている大変貴重な和紙でございます。
その丹後和紙を用いた御札でございますが、今回製作頂いた和紙には「絹糸」が入っております。絹糸は当然ながら「蚕」から出来ておりますが、当高座神社の境内に「馬鳴神社」という「蚕の神」を祀る摂社が鎮座されておられ、この摂社は別名「蚕の宮」とも称されています。御祭神が「蚕の神」でありますことから、田中様にご無理を御願い申し上げて、この丹後和紙の中に「絹糸」を入れて頂き、それは見事な丹後和紙にして頂きまして、この度その丹後和紙を御奉納頂きました。

また、この丹後和紙に刷る文字は、数年前に当神社の社務所にありました土倉を解体した際に見つかりました「木版」を使用することで、印刷された物とはまた違った、一つ一つ手作りの、昔ながらの「御札」が完成致しました。

正月一日より、授与所に於きまして、授与させて頂きますので、たくさんの方々にこの素晴らしいお札を手に取って頂き、ご自宅でお祀り頂ければと感じています。

神符守札奉製入魂祭