・兼朝神社(かねともじんじゃ)

ご祭神は、仲哀天皇に仕えた経済・諸行繁栄の神「武内宿禰」と芦田金猶の弟と云われる「芦田金朝」で当芦田地方を治めていた元小室城主である。室町時代に落城し金猶・金朝の墓は瑞雲寺にある。
・馬鳴神社(めみょうじんじゃ)

ご祭神は「保食神」。太古、当地方は荒れ果てた土地で十分なる稲作が出来ない地であった。しかし村民の1人が神のお告げにて蚕を飼うことを勧められ、蚕の種を信州小室より持ち帰り、氷上郡青垣町佐治の地方に桑を植えて養蚕業を営んだ。この結果、当地方は養蚕の地として発展し、蚕の守護神を祀る社として崇められ、家内繁栄・縁結び・金運上昇の神として崇敬を集めた。
・金毘羅神社(こんぴらじんじゃ)

ご祭神は「大物主神」と「猿田彦神」がそれぞれ祀られている。大物主神は大国主神の奇魂幸魂と云われ、主に「海上安全」の神として全国的に信仰されている。また猿田彦神は天孫降臨の際、道先案内をつとめた神であり、「方位除」「交通安全」などの御神徳を仰ぎ、全国の数多くの神社で祀られている。