先日の厄除大祭のご案内にもご紹介させて頂きましたが、今年の厄除大祭では、オリジナルの『破魔鉾』を作成して頂ける様になりました。
日本最古の書物『古事記』の「国生み」の段で、イザナギ大神が「天沼矛(あめのぬぼこ)」を用いて、渾沌とした大地をかき混ぜ、矛先から滴り落ちたものが固まって、それを「島」とした、とされる記述があり、日本では矛(鉾)は古来より用いられてきたと考えられています。そして、現在においても鉾は数多くの神社で「神宝」・「神の依代」としてお祀りされており、信仰の対象として、或いは渡御行列等にも用いられています。
その鉾を本年より、オリジナル破魔鉾として作成して頂ける様になりました。オリジナル破魔矢と同様に、様々な種類の縁起物をご自身で選んで頂き、鉾に付けて頂いて、今年一年、降りかかる「厄」「禍」をお祓い下さいませ。