【 講演会開催のご案内 】
丹波に生まれ、そして丹波を愛した、日本を代表する女流俳人「細見綾子」先生についての講演会が当高座神社社務所にて開催されます。参加費は無料でございますので、たくさんの方々のご参加をお待ち申し上げております。

日時:平成28年1月21日(木) 午後1時30分~
場所:高座神社社務所
演題:細見綾子先生の生涯
講師:柏原歴史研究会 会長 竹内 脩 先生
参加費:無料

細見綾子先生は当高座神社の氏子崇敬者のお一人として、深い関わりがございます。一例として、
・昭和41年2月10日 芦田小学校 校歌発表会
・昭和58年10月吉日 高座神社 祭太鼓 奉納
・昭和60年11月24日 高座神社 句碑建立
等が挙げられます。

また高座神社に関する多くの句を詠んで下さっています。

・高座神社「蚕の宮」に関する句
『でで虫が 桑で吹かるゝ 秋の風』(昭和7年)
丹波は養蚕地なので桑畑が多い。私の家の上手も刈桑畑だ。刈桑と言うのは、春桑を取った後、鍬を根元から切ると、また新芽が伸びて人の背丈より高くなる。桑畑まで歩いて来て見ればここは全く秋の風。桑にでんでん虫がしがみついている。秋風にさらされているものは自分だけでなかった。

・高座神社「龍王社」付近を詠まれた句
『榛(はん)芽ぶき 心は湧くに まかせたり」(昭和15年)
私の家の向かい山に高座神社があり、森つづきの井戸山の水神の祠に大きな榛の木がかたまっていた。榛の芽ぶきのよろしさを私は知った。命の新しさを形容し、説明する言葉もないものです。

・高座神社前の一本道付近を詠まれた句
『きじ鳴けり 少年の朝 少女の朝」(昭和24年)
村に一つの小学校があって、朝な朝な山間の谷あいから子供が登校してくる。谷が深いので三々五々と集って来る子供たちがやがて長い一列となり、田んぼの中の一本道を行く。その道を行く子供たちの黒い列にキジが鳴く。

細見綾子先生 句碑写真